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手刻み断念してプレカット

コストダウンと言うにはあまりにも大きい変更。
手刻みをプレカットに変更しました。
予算の壁って・・・きっついですよね!(工賃約2ヶ月分を削減してもらいました。)
変更可能な工務店って言うのも珍しいと思いますが(笑)




プレカットを使うと言っても、普通のプレカットとはちょっとかけ離れて
しまってはいますけど、それ故に是非参考まで読んでいただきたいと!

あと、世間の工務店、大工さんでも、「手刻みだから腕が良い」って訳でもない
ということも注意したいところです。
「ウチは手刻みで全部やってます」ってところでも、中にはどうだろう?という
腕前のところも有るみたいですよ。プロの目から見ると。

手刻みが良いのは知ってます!だけど皆が手刻みで
できる訳ではない。

でも、下記の「こだわりのプレカット」は、やろうと思えば
どの工務店でも、比較的に手軽に対応可能なはずです。
結構有効な手法だと思うんです。


プレカットの利点は、「早い」のひと言に尽きると思います。
普通の住宅の分なら、数時間で全部カットしてしまいます。手刻みで(一人で)
作業するなら、2ヶ月はかかる量をです。
もう一つ利点は、現場の大工さんの腕に左右されないことですね。 極端な話、
大工さんは現場では組み立てるだけってのもあるみたいですから。
 (現場でカンナをかけてるのとかも見たこと無いってこともあるみたいです。)
プレカットを扱っているHMやプレカット業者のHPに、このような利点が沢山
書いてあります。

しかし、昔ながらの腕のいい大工さんの仕事と比較すると、欠点もあるという
ことも 、今度は手刻みでやってる工務店のHPに書いてあります(笑)


ローコストの場合、パッと見はプレカットにしても、元から太い柱とか使って
ないので(笑)、あんまり変わらないということもあります。

どこが違うのか。素人が解らないトコが結構違うらしいです。

建築に関しては素人の私ですが、棟梁に家を建てる前に、わかりやすく
幾つかの例を説明してもらいました。

  注:ちなみに、わかりやすくするために、棟梁が詳細を省いて(デフォルメして)
    説明されたのと、自分の理解が不十分で、間違いがあるかもしれません。
    そこはご容赦を。
    (ま、人の話を鵜呑みにはしないようにしてください。何に対しても…)

以下に一部を紹介します。(他のトコもそのうち紹介します。)



○ほぞについての修正

プレカットに限らず、最近の柱は普通、ほぞ+ほぞ穴加工で組み立てたものを
金具で補強してあります。
  ほぞって何?→木材を組み合わせる所で、片方の木材の端につくる凸型のこと。
  ほぞ穴は?→ほぞが入る凹の部分。(形的には回か)
まあ、手刻みでも手の込んだ仕事だと、金物を使わない方法もありますが。

まず、ほぞに関してですが、プレカットされた木材のほぞは、比較的短いそうです。
 理由:木材を組み立てやすくするため。填りやすく、抜けやすいように(!)
なので、図のように、ほぞがほぞ穴加工されている木材から、はみ出ることが無く、
その分、家の荷重を支える面積が減ってしまいます。

面積が減ると言うことは、単位面積あたりにかかる力が大きくなるということなので、
土台等で組み合わせている場合、屋根や上物の重みで、下手をすると木がヘコんで
くる事があるそうです。 (10年とか20年とか経ってだそうですが。)
手刻み断念してプレカット005005

たしかに、木は、縦の圧縮の方が断然強いので、縦になっている部分が貫通して、
そこが基礎と接触している方が、変形には強いような気がします。

土台の部分なんて、建ってしまったら普通は見えないところなので、へこみで
家が歪んでくるのなんて、壊れた(壊した)ときに気づくしかないですよね。
床下に潜ってチェックするなんてしないでしょうし。どうなんでしょうか?

ちなみにおきらく邸のプレカットは、この部分をプレカット業者さんの協力の下、
ほぞの部分を長くしてあります。図面にも「※柱ホゾ穴_土台貫通」と記載が
あります。ホゾが下まで突き通ってる加工です。最近はプレカットも進歩してる
らしいので、これが特殊対応なのか、ごく普通の仕様なのかは解りません。

注意:大抵の住宅がそこまでの組立をしていないので、上記は多少
    オーバースペック気味の指示なのだと思います。こうしないと危ない!
    なんてアオリ文句は必要有りません。


さらに、おきらく邸の真ん中の2本の5寸柱は「柱落とし」の指定です。
手刻み断念してプレカット008 手刻み断念してプレカット007
土台に柱が直に接地します。このやり方は、2階建ての通し柱とかに使われたり
するみたいですね。

この辺が、プレカットで作るにしても手刻みライクにする、棟梁のちょっとした
一工夫みたいです。



○込み栓について

昔は金具ではなく、こみ栓っていうものを用いていたそうです。
  こみせん?→ほぞの引き抜き防止のために「こみ栓」とよばれる小さな木の棒を
          打ち込んで固定しています。

プレカットでもこみ栓の対応は可能とのことです。ただし、手きざみと全く同じ
性能になるとは限りません。

下の図を見ていただきたいのですが、手刻みの時のこみ栓は、ほぞの部分とほぞ穴の
部分の(こみ栓を打ち込む)穴の位置をわざとずらしてるそうです。
木材を一つ一つ測定して、穴の位置を3mmだけずらすように加工して使用するそうです。
手刻み断念してプレカット004

これで、込み栓をガンガン打ち込むとどうなるか。柱が抜けない方向に、押し付けられて
いるんだそうです。ガッチリ食い込みます。
本当は金具が無くても、強度的に全く問題ないはずなんだけど、建築基準法で決まって
いるので、がちっと固定した後に更に金具で固定しているそうです。

これ(3mmずらし)は、手きざみだから出来る技で、プレカットでこれをしようとしたら、
プレカットの利点である、工場での早~い一斉加工ができなくなります。


また、工場でバッチリ加工しても、木材を現場に持って行って組み立てる段階で変形してる
かも しれませんし、ピタピタに精度を追い込むことは出来ないでしょう。


ここも、おきらく邸プレカットでは、込み栓を採用してみました。通す穴を四角く掘れない
(掘るのは大変)ので、ドリルで穴を開けて込み栓を打ち込んであります。
手刻み断念してプレカット006
□型の込み栓の方が、○穴よりも大きめなのでキツーく固定されてます。
既製品では、ドリルで開けた穴用に、丸い込み栓も有るようです。
ドリルで開けたら、3mmずらすとかなくなっちゃいますけどね。


棟梁の話だと、普通のプレカット品で棟上げした時、梁の上にのぼると、グラグラ揺れて、
危ないんだそうです。柱固定の金具を締めて、初めてカチッと固定するそうです。
(つまり、金具の強度でで保っている)
手きざみの場合は、ほぞが長く、もっと嵌め込み精度があるので、金具なしでもガッチリ
固定されていて、揺れることは無いそうです。
柱と梁だけで、筋交い無しでも上に乗って作業できるらしいです。
(おきらく邸のプレカット構造はほぞが長いし柱が多いのでグラグラは無かったようです)

自分はそんな経験は無いので、何とも言えませんが、プレカットの特性を考えると
それも変な話ではないと思います。ちなみに「ゆるゆるだろうが圧縮方向の強度は
有るので、プレカットでも問題ないだろう!抜けさえしなければ良い。」
との意見はあると思います。

ま、後は個人の判断ということで。




あとは、プレカットのせいでと言うわけではないのですが、おきらく邸はプレカットと
言っても下の比較の通り、従来の構造よりかなり頑丈になっています。
(これも材料代が数万円だけUPしてるはずですが。)
○変更前                        
手刻み断念してプレカット001
○棟梁変更後
手刻み断念してプレカット002

左はmmで、右は寸・尺で数字が書いてあります(判り辛い?)
幅自体もあちこち105mm→120mmになってます…。
最終的には、申請図面とは別に、プレカット業者さんが上記の棟梁図面から
おこした図面ももらいました。




最初に書きましたが、プレカットにすることでウン十万ほど安くなるそうです。
(逆を言えばそれくらいの値段でで手きざみになると言うこと?)
プレカットでコストを下げる利点は、出来上がりの見た目が「ほぼ」変わらないこと(笑)です。
ウン十万円分、内装を変えるとなると、全室ビニールクロスにしても足りません(汗)

「ほぼ」という所は、こんなとこ。
手刻み断念してプレカット003
手刻みで木の収縮を利用して、ガッチリ組み合わせたものではないので、
この部分がどうしても1、2mm空いてくるそうです。
空いた時に、この丸いトコがみえるのが嫌なんだそうで(笑)。

手刻み断念してプレカット009
・・・写真じゃよくわかりませんね。


○材料に関して
 最後に木材。通常のプレカットだと、刻む方向や木を反りの方向を予測して
選択してカットしたりはできません。(そんな効率悪いことしない)
 でも、今回は、棟梁が木を選んで、柱の位置やカット方向を全部手刻みの時と同じように
材木屋に行って記入してきてカットしてもらいました。カットに時間が余計にかかった事でしょう。
こればかりは、大工さんの腕というか、木を見る目が無いとできません。


以上、プレカットはプレカットでも、普通ではない、こだわりのプレカット。
通常の料金の倍くらいかかってるそうです(笑)
頼んでないところに、なんでそんな手間のかかることをするのか?
・・・そこがこだわりの職人さんと いうことで。(笑)

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