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ギシギシいうのがわからない

またもや実際の順番を飛び越して先にご紹介したい件があります。
根太の部分です。ここは、最も棟梁がこだわった作業の一つです。
ウチはネダレスだから関係ない?そんな人でも参考に見てください。

材料は・・・ただの杉です(0円という意味ではないですよ)。そしてラワンの合板。
そう。材料にこだわったわけではないのです。ポイントは作業。

早速本日のこだわりポイントをご紹介!





上棟から2ヶ月。と言うことは、ここに天日干しして2ヶ月(笑)。
ようやく出番です。上半分に積んである方だけですけど。
ギシギシ001 ギシギシ002 ギシギシ003


根太の部分ですが、またもや登場しました「定木」。これは直線が出ている
板です。(定規です)
ギシギシ011 ギシギシ012
筋交いや間柱もこの定木をあてて確認されてましたね。


根太の調整なのですが、
ギシギシ010
このように、土台同士で1,2mm段差がある所があります。また、収縮や
変形で土台の表面が割れてふくれたり痩せたりで少しガタができます。
(左の方が若干高くなってるの、わかります?)


そこのガタの調整を1本1本やっていきます。
まず、根太を貼るところに、用意した合板の切れ端を固定します。
その上に水糸を張ります。(水糸は土台に対し、合板の厚さ分浮きます。)
ギシギシ008

ちなみに合板の上にツライチで溝がありますが、そこにフローリングが
入ります。軍手で持たれている合板がフローリングの代わりです。
ギシギシ007
フローリングの上に1cmくらいの段差があるように見えるのは、敷居の
保護のために仮止めで打ち付けてある板があるからです。


その水糸をピンと引っ張った状態で根太を置いて、その上に定木をあてます。
(写真は糸がゆるんでますが、これは作業ではなく説明の時ですので。)
ギシギシ005


この状態で、定木と水糸は合板の厚さ分差があるわけですから、
このように合板をあてて高さを見ます。
ギシギシ006
合板のカドにちょうど水糸の下面が触れる状態を作ります。

ここで、合板の方が例えば2mm、水糸より飛び出ている場合は、根太に
2mmの溝を掘ります。
こんな感じで、掘ったあとが。(ノミで・・・でしょうね)
ギシギシ009


これで根太の高さをほぼ±1mm程度に入れてしまうそうです。
(別に±1mmにしないと床鳴りするって言うわけではないですよ。
強力フロアボンドつけまくれば、かなりガタガタでも床鳴りはしません。
ボンドが劣化したら?・・・劣化するならマズいですね。)


そしてとどめに、910mm間隔の真ん中に、一本、根太の下にこのように
木を通すそうです。(コレはなんて言うの?)
ギシギシ004

写真を撮るために、棟梁が支えているだけなのでネジは見えませんがw。

ここまでの作業を全部のフロアに行います。



・・・・・・ここまで手間をかけるならそりゃ時間もかかるってモンですよね~。
このような調整をするので、出来るだけ変形をしきったあとで組み立てた
方が良いそうです。もう棟上げから2ヶ月経ってるのでいい感じで変形
してそうな気がしますね。

根太の高さが均一なので、幅木に隙間が空いたりガタついたりする事も
ないそうです。(棟梁は壁ではなく床と固定しますしね。)
(注)最近の幅木は壁に貼り付けるものなので、その場合は元から床と
   微妙に隙間が空いてます。


棟梁、「なんで床がギシギシいうように作るかが解らない。」だそうです(笑)。
某、モデルハウスで無垢の床が、ギシギシ言うどころか、体重をかけると
ぶわぶわと床が沈むのを体験して、あれは(下の構造)どうなってるんだろ?
と棟梁と話したことがありました。

そのモデルハウスで言われたのが、「無垢材なので床鳴りして当然です。」
「床鳴りが嫌なら余所の(無垢材を使わない)メーカーに行ってくださって
結構という方針です」
とのことでした。(余所のメーカーとは鉄骨系とかだとは思いますが。)

せっかく無垢材を使われてたので、もう一つ努力していただきたかったの
ですが・・・気持ちが伝わりませんでした。(ま、いいけど。関係ないし。)
工務店で上記のようなこだわり調整をしてたら、工期が延びてしまって
会社が立ち行かないかもしれませんけどね・・・。




ここは子供部屋です。
ギシギシ013

大引の間隔、手前の910mm空いている部分には、↑の縁側の部分と同様、
間に1本入りますが、奥の方は、間が狭い(682.5mm)ので入れないそうです。
写真で見ると、遠近感が惑わされて何だか広く見えますね(笑)


と、言うことでもうひとつ、棟梁の根太へのこだわりポイント~
ギシギシ014

根太を止めている部分。普通のところと違いませんか?
・・・という聞き方は、実は自分が普通の施工をあまり知らないからなの
ですが(笑)。
この根太の端の部分、土台の上に根太と同じ高さで根太?が付けられ
ています。根太と同じサイズ・・・というか同じ材料です。

ギシギシ016
こちらの方が見やすいでしょうか。
この木材があるおかげで、床下との隙間がなくなり、仕切り壁の内部に
空気が入り込むことを防いでいます。
ここに木材がなくて、断熱材を敷いた場合は、隙間から壁に空気が侵入して、
天井から抜けますので、冬は壁が超冷たいし、夏は結露するという話です。

ここにビタッと断熱材をはめ込むので、気流止めの効果もバッチリ
有りそうです。しばらく後にはスタイロフォームを敷いた写真もUPしますが、
笑っちゃうくらい綺麗に填ってますよ(笑)。

この調整作業、いつもの手抜き作業に慣れた大工さんにさせると
あまりの面倒くささに逃げ出す人がいるそうです。

今日のこだわりはどうでしたか?
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水糸で根太の高さを一本一本調整するのは普通かと^^;
人間の足の感覚って以外とすごくて2㍉も300㍉スパンで違うと違和感を感じたりするんですよー。
それは僕が大工だからでしょうか?(笑)
910㍉の間に一本根太を流すのはさすがです!
これで根太が総持ちになって強くなりますねー(゚Д゚)
ここまでやる大工はあまりいないと思います。
もしいれるのが面倒なら根太の成を厚くするとかしちゃいますねー・・・
[ 2008/07/30 20:51 ] [ 編集 ]

もしやあなた様も・・・

TIKIさんこんにちは!

>水糸で根太の高さを一本一本調整するのは普通かと^^;

それはTIKIさんの「普通」も多分「業界の普通」とは違ってますよ。(笑)
床貼りって、1~2日でやっちゃうんでしょう?HMの場合。
そんなことやってたら終わらないんじゃないですか?

すみません、業界のことよく知らずに言ってます。(笑)
[ 2008/07/30 23:42 ] [ 編集 ]

補足

水糸の調整はもしかしたら割と普通にやっているかもしれませんが、
要求精度が違うのかもしれません。

根太が、水糸の上か下かでOK/NG判定が変わる精度(つまり±1mm以下)
という厳しさとかそんな感じで…。
[ 2008/07/31 13:24 ] [ 編集 ]

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