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カンナとサンダー

20世紀少年ではありませんよ。木材の仕上げのところです。
先日、シルバーウィーク中に某住宅工務店のブースで7寸角の無節四方柾とか
そんな感じのすごい柱なんかが展示してあったんですが、触ってみるとザラザラ。
(ザラザラというより、もう少し凹凸が少ない感じなのでサラサラくらいか?)
機械で仕上げられてる感じです。

以前、NHKでこういう番組がありました。





アインシュタインの眼
宮大工 木を活(い)かすカンナの技


ちょいと前にダイジェスト版みたいなのが再放送があったみたいです。

アインシュタインの眼 
特選映像ファイル「匠(たくみ)の技をとらえた」


内容は以前書いた通りなのですが、ネットで写真を見つけました。
番組自体はNHKですし著作権がアレなので、upもされておりませんが、
筑波大学の技術報告資料にカンナとヤスリがけのSEM(走査型電子顕微鏡)
写真がありましたので、ご紹介。
(こちらも著作権がアレなので、引用などは無し。)

筑波大学 技術報告 No.27
http://www.tech.tsukuba.ac.jp/2006/report/
ここの、「10・木材加工における研磨について」というレポートの3ページ目
下部分の写真です。
(レポートの内容は、目的⇒結論がいまひとつ理解出来ませんが…)

カンナの方は木の細胞がばっちり見えてます。スパッと切れてる感じです。
ヤスリの方も、#600なんてのは、かなり表面は滑らかになってると思います。
ただ、写真の通り、細胞自体もきれいにすりつぶしてあります(汗)

営業さんが、
「木造の建物は1000年もつものもある。」
とか言ってるものの表面は、宮大工が施工した細胞の形が残ってるほうです。
なので、現在の建物ではどのくらい持つのかというと、お手入れをきちんと
しないと、あんまりもたないと思うんです。
でも柱の部分とか、全部壁の中でしょう?お手入れのしようがないですよね?
どうするんでしょうね?
(まあ、数百年も保つ必要はないと思いますがw)


棟梁(道具マニアw)に見せてもらった、使われてる鉋の写真です。
鉋002 鉋004 カドを削ります

鉋003 置いてありました

鉋001 鉋000 竹?

窓枠の取り付け完了

機械を持ってきてるのですが、仕上げはカンナがけをされたらしく、カンナ屑が
ありました。(削り花って言うらしいですね。テレビで知りました(笑))
窓枠の取り付け完了006 窓枠の取り付け完了003 窓枠の取り付け完了004

これが仕上げの薄さだそうです。
もっと薄く削れるのだそうですが、大会ではないので(笑)、実作業レベルは
これくらいだそうです。

手作業のカンナに何の意味があるのか?と思われる人もいるのではないでしょうか。
最近、TV番組でカンナとヤスリがけの表面を電子顕微鏡で観察した映像を見たの
ですが、木の細胞は30ミクロン、それに対して約5ミクロンの鉋屑なので、細胞より
小さいため、細胞組織を破壊せずに切断できるそうです。

そうすると、削った表面に水をたらしても、水を弾く(染みこまない)ようになるし、
逆に中の水分は抜けやすくなる。よって木が腐りにくくなるとの事でした。
ヤスリは細胞はグチャグチャなので、グングン水を吸い込ませます。
神社とかの総カンナ仕上げの建物はその為、長い間木が保つのだそうです。



大鉋001 大鉋003 大鉋002

一部、使う機会がないものが含まれてます(笑)

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まさに!!

まさに我が家の玄関で
繰り広げられようとしている
木の香りの原点です。
ヤスリではなくカンナ。

>削った表面に水をたらしても、水>を弾く(染みこまない)ようにな>るし、
>逆に中の水分は抜けやすくなる。

これは凄いですね!
カンナがけの力量が低くても
同じことが起こるんでしょうか?

それにしても、大工さんの技術には
感動させられることがたくさんありますね!!
[ 2009/09/26 20:28 ] [ 編集 ]

なっちゃんへ

なっちゃんこんにちは~!おき旦と略す人は珍しいですw

そして玄関を常に木の香りで包む作戦。面白そうです!

>同じことが起こるんでしょうか?

どうなんですかねー?多分私みたいに表面をガサガサにしてしまう
ど素人以外ならば、ソコソコいけると思いますけどねぇ(笑)

カンナ掛けの力量というより、鉋の刃を研ぐ力量なんだと思います。
ここまで薄く削るのは。


>それにしても、大工さんの技術には

なんでこんな技術が発展したんでしょうねー?
走査型電子顕微鏡なんて昔は無かったですしね(笑)

長年(代々)の経験から研究していった結果なんでしょうね。
人間って怖いですね(笑)
[ 2009/09/26 22:05 ] [ 編集 ]

科学的に証明できる前から、勘や経験を頼りに続けられてきた風習や技術。
人間が長い年月をかけて得た知恵を、この先も失くしたくないですね。
こういった情報が、多くの方の目に触れ、そして生かされるといいなぁと思います(^^
わが家を建ててくださる工務店でも、若い大工さんにも技術(手刻みでの木材カットや、古民家の移築など)機械に頼らずやることもあるようです。

カンナで削ると水を吸い込みにくい…何気なく使われている道具達は1つ1つシンプルな作業に特化してますが、本当に理にかなっているのだなぁと思いますね!すごい!
[ 2009/09/29 08:47 ] [ 編集 ]

四季++さんへ

四季++さんこんにちは!

カンナ掛けすることの優位性がコストダウンの犠牲になってますね。
きっと、機械で職人さん並にカンナ掛け出来るようにならない限り、
この傾向は続くんでしょうねー。残念な限りです。

良いって解ってても、カンナ掛けするか食洗機入れるかと聞かれると
食洗機を選ぶ人が多いんですしね。(汗)

とりあえずソレはさておき、知らないことには選択することもできない
ので、情報は発信されるべきですね。
(最近は、皆さん情報溢れすぎて困ってると思いますがw)
[ 2009/09/29 21:36 ] [ 編集 ]

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